戦略の基本思想

UMIは設立精神に則り、下記の6つの基本思想を掲げ、投資活動を行ってまいります。

01

10年後の産業の為に
短視眼的な流行や、リニアモデル(改善の延長にあるような技術)に捉われず、普遍的な特性や、10年後に素材・化学産業が新規事業として取り組めるような、一般的な事業会社ではリソースをかけにくい(それでいてインパクトの大きい)テーマを重点的に取り上げます。

02

産業のプロによる運営
ベンチャー業界において圧倒的に不足していたのは「素材・化学産業のプロ」であり、プロによる運営でした。UMIは既存のベンチャーキャピタルの発想にとらわれず、あくまで事業視点でベンチャービジネスをハンドリングできるようにする為、素材・化学産業のプロ集団による運営を行います。

03

確実なハンズオンとExit
特に時間も手間もかかる素材・化学産業において、特に事業運営面でのハンズオン支援は必須です。UMIは素材・化学産業としてのあるべき姿を追い求め続け、確実なExitシナリオに基づいた、確実な事業運営サポートを実施致します。

04

積極的な大企業との
連携
投資が特に大きく嵩む素材・化学産業は、ベンチャーが単独で研究開発から量産、マーケティングまでをたった一人でやることは不可能です。UMIはベンチャーが不足しているリソースを、大企業側に分散している空きリソースをうまく使う発想で補い、結果的にベンチャーと大企業が連携して事業推進できるモデルを推進します。

05

業界の壁を越えた
幅広い連携
川上産業に位置づけられる素材・化学産業は、川上に閉じこもっていても事業は産まれません。積極的に川下産業にリーチし、ニーズ発想による事業推進が必須です。豊富な企業ネットワークを活用し、業界の壁を越えた幅広い連携を推進します。

06

イコールパートナーの
思想
オープンイノベーションにおいては「大企業贔屓」「ベンチャー贔屓」どちらもうまくいきません。 UMIは「優れた素材企業の育成を通して、日本の技術力を強化し、世界に通用する産業構造を醸成する」という ビジョンの元、常にどんな相手でもイコールパートナーの思想に基づき、投資検討・連携支援を行います。

アプローチ

投資業務は単に投資検討プロセスに限りません。企業やアカデミアネットワークの構築にはじまり、特に投資検討プロセスでは、座組みの構築に慎重な議論と検証を重ねます。投資後はこの座組み仮設に基づき、投資先企業と二人三脚で事業を推進し、Exitに持ち込みます。

日々のアクティビティイメージ

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投資テーマ

素材・化学産業では「出来ない」「難しい」とされ、ましてや一ベンチャー企業では到底為し得る事は難しい、というものであっても、強いニーズに基づいた、従来の発想に無い(場合によっては否定するような)発想により、常識を覆す事業になる可能性を秘めているというシーズは多く存在します。UMIは、素材・化学技術をベースとした「ニーズ思考」×「発想の転換」を投資テーマに掲げ、これらの画期的なテーマを産業界の共通知見に結びつけることで確実に事業化に結び付ける投資を進めてまいります。

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投資ステージ

UMIは各ステージに応じたリスクマネーの供給・支援を行いますが、特に素材・化学産業の事業化においてハードルの高いStage2~3(製品開発から生産技術ステージ)の支援に注力した投資活動を行います。

素材・化学産業における事業ステージ

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