気候変動を、ともに生き抜く GREENFULNESS

アクプランタ株式会社

事業概要

アクプランタは、植物を干ばつ被害から守るバイオスティミュラント資材*「Skeepon(スキーポン)シリーズ」を研究・開発するアグリバイオ・スタートアップです。

Skeeponは水やりの際に投与するだけで、植物の乾燥・高温耐性を高め、過酷な環境下でも生育を維持し、植物のロスを減らすことができます。干ばつ等の異常気象に植物の本来持つ力で対抗し、世界の食料問題解決を目指しています。

*バイオスティミュラント資材:植物が本来持つ力を活用することにより、ストレスへの耐性、収量と品質、収穫後の状態及び貯蔵などについて、良好な影響を与える資材群です。農業分野における気候変動の影響や減農薬・減化学肥料意識の高まりを背景として、世界中で急速にニーズが拡大しています。

マネージメントインタビュー

金 鍾明
代表取締役社長

会社設立まで

理化学研究所の研究員時代に、植物の環境ストレスとエピジェネティクス*に関する研究を行い、「酢酸が植物の乾燥耐性を高める」というメカニズムを発見しました。これを基に開発したのがSkeeponです。

*エピジェネティクス:DNAの配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステムおよびその学術分野。

設立後の日々

Skeeponはメカニズム的には幅広い植物に対しても効果を期待できます。ただし、農作物の品種や地域によって栽培方法ごとに適した使用をする必要があります。加えて農家側も自分の農地での結果を非常に重視します。現地訪問を繰り返し、地道な実証を積み重ね、販売を拡大してきました。

今後の事業展開

米国をはじめとしたグローバルな展開を加速させていきます。栽培方法も品種も異なる中で、まずは現地圃場での実証を進めているところです。さらに本格的な米国事業展開に向けて、要員を拡充していく予定です。

UMI担当者コメント

同社への投資後のハンズオン支援を担当し、グローバル展開に向けた事業戦略の具体化や知財・マーケティング面での支援に取り組んでいます。干ばつ耐性を高める独自のバイオスティミュラント技術は、科学的な裏付けを有する点で差別化されており、気候変動下における農業の安定化に大きく貢献し得るものです。日本発の技術が世界で広く活用されることを強く期待しています。

光増 遼太郎

アソシエイト