インタビュー

投資家として、
革新的な技術の事業化にコミットする

プリンシパル

吉田まほろ

日本が強い材料分野でイノベーションを活発化させたい

大学時代は半導体材料工学を専攻しました。修士課程修了後、広く技術の事業化や産業創造に携わりたいと考え、民間シンクタンクに入社しました。そこではコンサルタントとして、材料、モビリティ、建設、IT等の様々な業界の大手企業様の新規事業立ち上げやイノベーション創出のご支援をしました。また、経済産業省等官公庁のお客様の産業政策立案支援にも携わりました。成功例と言えるものは数多くはありませんが、それでも当時携わった事業が今も続いていることや成果を見聞するとやって良かったと実感します。

一方で、新規事業やイノベーションの顕著な成功例は、IT、ライフサイエンス等の領域ではアメリカに倣って出てきていますが、それ以外の分野からはあまりないという認識が当時から強くありました。その中で、日本が強い材料分野から日本発イノベーションがもっと活発に生まれていいのではと考えるようになりました。また、コンサルタントはあくまで第三者的な立場での関わり方でしたが、事業化により強くコミットしたいという思いはずっと持っていました。そこで、日本が強い材料技術の事業化にハンズオンでコミットするUMIのビジョンに魅力を感じ入社を決めました。

自分の意思が重視されるU M I

コンサルタントから投資家に転じ、マインド面で大きなギャップを感じました。ファクトを集め、客観的に評価するだけではリスクばかりが目につき、スタートアップ投資は進みません。それを突き破り、進むために必要なことは、起業家の「この技術で世の中を変えたい」という情熱へ共感出来るか、その実現に向けてコミットする覚悟が持てるか、だと感じています。社内会議では、「吉田さんとして、それはやりたいの?」とよく聞かれるのですが、自分の意思がとても重要だと感じています。主語はあくまで自分です。

また、前職は分業化が進んでいたため、フロント業務のみに集中すれば良かったのですが、UMIでは「投資家は何でもやる」という方針です。そのため、慣れないバックオフィス業務も含め、様々な業務を必然的に経験出来る環境です。

革新的な技術、優秀な技術者を全面的にサポートする

UMIの投資家業務の幅は、想像以上に広いです。投資案件発掘では、専門のエレクトロニクス分野を中心に見ており、国内外のスタートアップと面談を重ね、デューディリジェンスを進めています。既存投資先のハンズオン支援では、ファイナンス、営業・マーケティング、知財・開発戦略検討等、フェーズに合わせて必要な内容を、投資先の方と一緒に行い、企業価値向上を図っています。またファンドへご出資いただいているスポンサー企業様に対するスタートアップやアカデミア技術シーズなどの案件紹介も行っています。発掘した案件はUMIとして投資対象にならずとも、スポンサー企業様の有望協業先になる場合が多々あります。これは材料分野におけるオープンイノベーション活発化の観点から非常に重要な業務です。

私は革新的な技術に出会うとやはり興奮しますし、技術を生み出し事業化を目指す技術者・起業家をリスペクトしています。ただ、優れた技術であっても事業化で苦戦してしまうことが非常に多いのが現実です。優秀な技術者や経営者とともに汗をかきながら、革新的な技術を世に出していくことが目標です。日本が強い材料分野で、スタートアップ成功事例をたくさん創出していきたいと考えています。