インタビュー

産業の発展に必要不可欠な素晴らしい技術の土台づくりから

アドバンスト マテリアル テクノロジーズ株式会社
CFO 管理部

桜井雄司氏

アドバンスト マテリアル テクノロジーズ株式会社の子会社であるKRYSTAL株式会社では、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)の単結晶薄膜の量産化に成功し飛躍的な性能向上をもたらす革新的な素材技術を開発しています。

教員からベンチャーCFOへ

ファーストキャリアは公立学校の数学教師でした。通常の授業に加えて、当時アナログだった書類管理のデジタル化や不登校学生向けの補講など、様々なアイデアを出して実行しました。しかし、業務の幅を限定せざるを得ない状況もあったため、企業で働く道を選び、計測機器メーカーに転職しました。大学での専攻が理系だったため、研究開発職で入社したのですが、コミュニケーション能力や数値面に強いことを評価いただき、管理部へ移り、管理部長を任されました。経理財務や労務、法務の知識が当時なかったため、独学と実務を重ね、中小企業に必要な幅広い管理部門の知識を習得しました。特に業績低迷の時期だったので、予算統制や管理会計の仕組みづくり等、良い経験になりました。その後はITベンチャー企業の管理部門長に転職しました。半年後にIPOキックオフ、その1年後にはマザーズ上場、翌1年間でM&Aを2件と、スピード感が非常にある企業で有意義なキャリアを積むことができました。

元来ものづくり企業の社風と自身の相性が良いこと、中小ベンチャー企業で多岐にわたる業務に関わっていきたい思いが強くありました。IPOも達成しましたので、その経験も活かせる企業を探していたところ、アドバンスト マテリアルズ テクノロジーズと出会いました。産業の発展に必要不可欠な素晴らしい技術を持っていること、自分の経験を活かしてさらにチャレンジ出来ること、加えて社長の人柄にも魅かれ、入社を決めました。

自ら手を動かし新たな仕組みを作る

業務領域は、事業計画の策定や予算統制など、経営企画や管理会計に関わる部分のウェイトが大半を占めます。

入社当時は、業況や月々の予実進捗を社内共有できる体制がなかったため、その仕組みづくりや組織風土の構築から着手しました。改善はかなり進んでいますが、次のステップとして、中期的な事業方針、即ちIPOの準備を常に念頭において、スピード感をもって改善改革を推進していく段階です。業務統制や社内規程類の改定整備、ITシステムの整備などに取り組んでいます。

製造業において利益を生み出すのは現場です。開発や製造の現場とのコミュニケーションを密に行い、課題や問題意識の共有を心掛けています。現場と共同で、様々な改善改革を実行し、会社を成長させていきたいと考えています。

どんなことにでもチャレンジ出来、チームで創造出来る

これまで勤めたベンチャー企業も、アドバンスト マテリアル テクノロジーズも、どんなことにでもチャレンジ出来る点がベンチャーの最大の魅力だと思います。当然ながら実行に結果責任は伴いますが、私は、定型業務ではなく、常に業務の改善改革や新規構築に関わり続けてきましたので、責任の重みも含め、様々なチャレンジが出来ることは魅力です。

チームで協力し、新たなチャレンジに取り組む雰囲気も、ベンチャー特有で私は好きです。自分に足りない知識や経験は、周囲の優秀なメンバーと協力し合いながら補えます。製品であっても、業務フローであっても、社内書式であっても、良いもの、新しいものを皆で創造出来ることは、とても楽しい働き方だと感じます。

IPOに向けた準備など、今後も様々な課題に直面していくことと思いますが、ベンチャー企業ならではのチャレンジ精神で、チーム全員で前向きに歩んでいきたいと考えています。